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japanese.china.org.cn |30. 01. 2024

中国の台頭を阻止?「山に爪楊枝を投げる」ようなもの=豪サイト

タグ: GDP 経済規模 貿易 オーストラリア
中国網日本語版  |  2024-01-30

 西側メディアは頻繁に、中国の発展は終わりに近づいたと称する。この説は壊れたラジオのように時折浮上する。ところが「不可避な崩壊」が訪れたことはない。実際に力強い成長は現在も続いており、過去の2桁台ではないが5%前後を維持している。中国の2023年第1-3四半期の国内総生産(GDP)は91兆3000億元で、前年同期比5.2%増だった。豪サイト「Pearls and Irritations」が伝えた。

 10%の成長率は、経済規模が7年毎に倍増することを意味する。中国はこのような高成長を約35年続けた。経済規模が大きくなるほど、これほど驚異的な成長を実現できなくなることは明らかだ。それでも5%の成長率で計算すると、中国経済は14年毎に倍増するのだ。中国のGDPが世界経済に占める割合は現在18%以上。「低迷し、いつでも崩壊する恐れあり」という中国経済の実態はこうなのだ。

 事実上、成長率トップ3のエコノミーはいずれもアジア太平洋にある。オーストラリアにとってこれは朗報だが、我々の政治家には地理的な概念がまったくなく、オーストラリアは米国と英国の間の北大西洋の白人地域にあると感じてしまうようだ。

 西側(特に米国)はあの手この手で中国の発展を妨害しようとし、制裁や技術譲渡禁止などにより自身の覇権を守ろうと躍起になっているが、これは徒労だ。バイデン米大統領は「米国のかけがえのない特殊性」について大いに論じているが、これは現実からかけ離れている。

 オーストラリアでは、一部の政治家とメディアが反中ムードを煽ることから、多くの人が中国の台頭を恐れている。ところがオーストラリアが中国の台頭を阻止できるという考えは荒唐無稽だ。キーティング元豪首相は以前、オーストラリアにできることは「山に向かって爪楊枝を投げるようなもの」と皮肉った。

 オーストラリアはなぜ中国の台頭を阻止しなければならないのか、と聞く人もいるだろう。中国はオーストラリアに30年間に渡り経済的な利益をもたらしたからだ。その答えは、オーストラリアと米国の軍事戦略の緊密なつながりしかない。ギラード前政権が、オーストラリア北部に米軍基地の設置を認めると、オーストラリアの真の主権が徐々に米国に奪われている。オーストラリアは自身の利益に合った決定を下す能力を失ったかのようだ。

 オーストラリアの政界は、英語の時代が過ぎ去ったことを認めようとしない。この現実直視を拒否する態度により、オーストラリアはすでに重い経済・外交の犠牲を払っている。オーストラリアは愚かにも中国に矛先を向ける軍事計画に参加し、その犠牲をより深刻かつ危険なものにしている。

 キーティング氏の別の例え話を用いるならば、中国の台頭を阻止しようと試みることは、クヌート1世(イングランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの一部を統治した欧州の覇者)が満潮を阻止しようとするものだ。当然ながら、クヌート1世は大きな権力と欲望を持っていたが、自分にはできないことを知っていた。我々の政治家と評論家がそこから教訓を汲み取ることを願うばかりだ。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月30日