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japanese.china.org.cn |28. 04. 2024

北京モーターショーで、自動車発展のニューウェーブを見る

タグ: 北京モーターショー 自動車発展
中国網日本語版  |  2024-04-28

  世界初公開は117台、新エネ車は278台で、13の国及び地域の約500社の部品メーカーと科学技術企業がイノベーションの成果を展示。2024年(第18回)北京国際モーターショー(以下「北京モーターショー」)が多くの自動車ファンの視線を浴びている。


来場者が北京モーターショーで極越の新車を体験した。新華社記者・張暁潔撮影

 高速道路で車がクルーズコントロールを行い正確に速度を制御する。駐車場で車が自動で駐車を行う。旅行中にスマートプロジェクターで野外の映画を観賞する。北京モーターショーの数々の応用シーンは、自動車産業のスマート化加速の縮図だ。

 小鵬汽車の何小鵬会長は、「スマートカーは現在、AI技術応用の重要な陣地になっている」と述べた。小鵬汽車のAI天璣システムが北京モーターショーで世界初公開された。このシステムはオーナーの運転習慣を模倣し、車使用中に指示を受けアシストする。

北京モーターショーの小鵬ブースで展示された、新型の陸空一体型「空飛ぶ車」。新華社記者・張暁潔撮影

 電気自動車(EV)を運転し北京から南京まで移動するならば、途中で何回充電する必要があるだろうか。寧徳時代の新型バッテリーならば充電の必要はない。新型バッテリーの航続距離は1000キロで、10分の充電で600キロ走行できる。新エネ車のスムーズな移動半径を大幅に拡大する。

 3メートル以上のホイールベース、低いフロントオーバーハング、よりコンパクトな同軸モーターで車内空間を広げる。極氪の新型プラットフォームにより、運転席の空間利用率が80%を超える。同社の楊大成副総裁は、「より便利で快適な移動体験はイノベーションの源だ」と述べた。

25日の北京モーターショーで、来場者が極氪汽車が発表した新モデル「MIX」に目を向けた。

 ソフトウェアのアップグレード、技術の研究開発、サービスの多元化に伴い、自動車は低炭素の道でスマート端末の時代に突入し、業界全体の再構築を迎えている。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月28日