中国の鉄道輸送、1−4月は原動力と活力が強化

　中国の国鉄集団は今年に入り、鉄道重点プロジェクトの建設を高品質で推進している。1−4月には固定資産投資額（実行ベース）が増加を続け、現代化鉄道インフラ体制の構築が加速。旅客の移動の需要をしっかり満たし、消費の活力を引き出した。

　データによると、1−4月の全国の鉄道固定資産投資額（実行ベース）は前年同期比10.5%増の1849億元だった。

　一連の第14次五カ年計画重点建設プロジェクトに段階的な成果があった。格庫鉄道新疆区間改修プロジェクトが順調に進み、蘭張高速鉄道蘭州〜武威区間の総合調整・試験が始まり、池州〜黄山高速鉄道が正式に開業した。

　経済の持続的な回復及び好転の流れに適応し、全国の鉄道は輸送力の供給を拡大した。1−4月の1日平均の旅客列車運行本数は前年同期比13.8%増の1万483本。元旦、春運、清明節に伴う連休中の国内旅客の集中的な移動の需要を満たすと同時に、越境旅客列車の運行本数を増やした。フフホト〜ウランバートル国際旅客列車が運行を再開し、広深港高速鉄道の越境旅客列車の本数が同106.3%増となった。

　1−4月の全国の鉄道旅客数は前年同期比22.9%増の13億7000万人。旅客数が安定増を維持し、市場の消費の活力を効果的に引き出した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年5月23日