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japanese.china.org.cn |27. 05. 2024 |
クルーズ船「愛達・魔都号」を訪ねて
タグ: クルーズ船
中国網日本語版 | 2024-05-27
大型クルーズ船「愛達・魔都号」 中国網記者 郭蕊撮影
大型クルーズ船「愛達・魔都(アドーラ・マジック・シティ)号」は中国が自主建造し、自主運営する初の国産大型クルーズ船で、中船郵輪科技発展有限公司(以下、中船郵輪)傘下の中船芬坎蒂尼郵輪設計有限公司が設計を請け負い、上海外高橋造船が生産設計と組立を請け負い、中船郵輪傘下の愛達郵輪公司が運営を担う。同クルーズ船は総トン数13万5500トン、全長323.6メートル、幅37.2メートル、高さ72.2メートル、航行速度22.6ノットで、2826室の客室を有し、5246人に乗客と1278人の乗員を収容できる。生活・レジャーエリアの面積は4万平方メートルに達し、劇場、レストラン、ショッピング広場、芸術回廊、水上楽園など様々なレジャー施設を備える。「愛達・魔都号」の建造費は約7億7000万ドル(約56億元)で、船のパーツ数は2500万個に達し、その数は大型旅客機C919の5倍、高速鉄道列車「復興号」の13倍に上る。使用したケーブルの長さは4200キロメートルで、上海からラサまでの距離に相当する。船舶工業と現代都市建設を統合・集約した複雑な巨大システムプロジェクトで、移動する「海上都市」と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月27日