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japanese.china.org.cn |29. 05. 2024 |
「ブレトン・ウッズ体制:過去40年と未来の展望」国際会議と2024清華五道口世界国際金融フォーラムが開催
「ブレトン・ウッズ体制:過去40年と未来の展望」国際会議と2024清華五道口世界国際金融フォーラムが5月27日から28日にかけて、浙江省杭州市で盛大に開催された。
写真は開会式の様子
開会式で、浙江省の盧山副省長、清華大学の楊斌副校長、清華大学総会計師・清華大学五道口金融学院院長の焦捷氏、グローバル経済ガバナンス五十人フォーラム発起人・IMF元副総裁・中国人民銀行元頭取の朱民氏、ブレトン・ウッズ体制再生委員会執行役員のマーク・ウザン氏はそれぞれ開会の挨拶を述べた。
清華大学の楊斌副校長は以下のように挨拶した。近年、経済グローバル化は逆流し、グローバル経済の多元化傾向は世界の経済成長の原動力に影響を与え、景気回復に不確定性をもたらしている。グローバル経済ガバナンスを改善し、体制の保障を突き固め、良好な発展環境をつくり出し、世界経済の持続的回復を推し進めることは経済圏が直面している共通の任務である。
グローバル経済ガバナンス五十人フォーラム発起人・IMF元副総裁・中国人民銀行元頭取の朱民氏は以下のように挨拶した。昨今、世界の経済と社会の発展は岐路に直面している。地縁政治的な緊迫状況が深刻化し、経済成長とグローバル化が鈍化し、金融リスクが集まっている。このような状況下で、我々には新たな「ブレトン・ウッズ体制」が必要となっている。この新体制は全ての国が受益し、全人類に安定した金融体制を提供し、世界の経済成長を支え、世界経済の繁栄を実現することができる。
ブレトン・ウッズ体制再生委員会執行役員のマーク・ウザン氏は以下のように挨拶した。グローバル化は経済成長を推し進める重要な原動力である。我々は協力を推し進め、グローバル教育のビジョンと精神を発揮し、共に未来の試練に立ち向かう必要がある。
ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス名誉教授のアンドレアス・ドンブレット氏は、技術を通し生産力を高めることも極めて重要で、技術分野で各国は協力を強化すべきだと強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月29日