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japanese.china.org.cn |28. 06. 2024

ペルー大統領、「上海から2台のロボットを持ち帰りたい」

タグ: ペルー大統領 上海
中国網日本語版  |  2024-06-28

「中国の科学技術の進歩から衝撃を受けた。本当に上海から2台のロボットを持ち帰りたい。ペルーは中国から学び、特に科学技術分野の協力を強化するべきだ」

上海訪問中のペルーのボルアルテ大統領は27日、瑞金病院の手術ロボット、プロトン治療装置、デジタル医療、遠隔医療、新薬など一連の最新の医療の成果を目にした際に、そう口にした。

ペルーのボルアルテ大統領が27日、瑞金病院で手術ロボットなどの最新の医療の成果を目にした。新華社記者・王翔撮影

ボルアルテ氏は、「2台のロボットを持ち帰る」という発想は冗談であるが、瑞金病院を始めとする中国の高水準医療機関を心より称賛すると述べた。「ペルーの医師が上海で訓練・学習し、ペルーの医療水準を高めることを願う。今日の見学がペルーと中国の協力に新たな動力をもたらすことを願う」

「科学技術進歩」はボルアルテ氏の上海訪問におけるキーワードだ。「上海の最新の医療の成果に衝撃を受けただけでなく、上海の前の深センでの見聞も同様だった。移動通信、電気自動車、新エネへのモデル転換、インフラのイノベーションなどの分野における、中国の関連企業の科学技術の大きな進歩を称賛する」

ボルアルテ氏は27日に上海で開催された「ペルー投資」朝食会で、科学技術の実力を持つ中国企業に対して、太平洋を跨ぎ「インカ人の土地」に投資するよう招待した。また、中国企業の投資はペルーが国の生産力と競争力を高め、世界のバリューチェーンにより良く浸透する一助となると強調した。

ペルーのボルアルテ大統領が上海で27日、中国の経営者にペルーの投資環境を紹介した。新華社記者・王翔撮影

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月28日