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japanese.china.org.cn |08. 07. 2024

景徳鎮、今も使われる千年の窯

タグ: 景徳鎮 千年の窯
中国網日本語版  |  2024-07-08

観光客が24日、江西景徳鎮陶陽里歴史文化街区で余暇を楽しんだ。新華社記者・隋尚君撮影

2000年以上の陶器作りの歴史、1000年以上の官窯の歴史、600年以上の御窯の歴史。古い、それは景徳鎮の在り方だ。

景徳鎮の最も古く、保存状態が最も良い最大の柴窯遺跡である徐家窯が今年6月、使用再開された。蓋郎紅、花釉、青花、茶葉末などの品種の6000点以上の磁器が復活した。扉が開かれると、内部には匣鉢がずらりと秩序正しく並ぶ。磁器が出来上がると、徐家窯のライブ配信チャンネルが熱狂の渦に巻き込まれる。

人生のほとんどを柴窯と付き合い続けてきた景徳鎮市焼物無形文化遺産伝承者である余喜来氏は記者に、「これは窯に新たに火が入れられただけではなく、歴史文化遺産への保護と伝承でもある。徐家窯が復活してから火を入れるのは今回で6回目で、ベテランの職人と若者を招待した。経験の伝授により文化伝承を目にし触れられるものにする」と話した。

6月25日に撮影された、江西省景徳鎮市の磁器店。新華社記者・隋尚君撮影

今やこの都市の古い窯と作業場がアトリエ、インキュベーション施設、ライブ配信スタジオになり、多くの若者を集めている。陶磁器作品の形態はより独創的になっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月8日