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japanese.china.org.cn |09. 07. 2024

実験室を出る人型ロボット

タグ: 人型ロボット
中国網日本語版  |  2024-07-09

世界人工知能(AI)大会2024で、人々はスマートな変革がもたらしたウェーブを実感した。

人型ロボットが4日、会場の入口で展示された。新華社記者・方喆撮影

テスラの第2世代「Optimus」、オープンソース汎用人型ロボット「青龍」、バク転できる「宇樹H1」。世界人工知能大会2024は人型ロボット専用エリアを作り、過去最多の25種を展示した。

「こんにちは。私は青龍で、家事をお手伝いできます」

「テーブルを整理してください」

「分かりました。整理中です、先にパンと果物を並べます」

「青龍」はパンとミカンをつかみ、カゴに収めた。これは大会の現場における、国家地方共同建設人型ロボットイノベーションセンターの職員によるデモンストレーションだ。

家事をするだけでなく、「大力士」ロボットは汚く辛い仕事をする。傲鯊智能の創業者である徐振華氏は、「鉱山や野外などのシーンで重量物を運搬する需要を満たすため、当社のロボットの荷重は40キロにのぼる」と述べた。

実験室を出て人々の視界に入る人型ロボットが増えている。

四川天鏈ロボット市場部マネージャーの範毅文氏によると、同社の人型ロボットはすでに一部の大学や実験室に2次開発用として交付されている。別の家電企業は、生産ラインの簡単な重複する作業を代わりに行わせるため、事業提携の意向を示しているという。

記者の調べによると、一部の製品は商業化応用の潜在力を備えているが、実際に人々の生活に進出するまではまだ距離がある。現在の人型ロボットの価格は数十万元から100万元の間となっている。肢体の接触を必要とするシーンでも一定の安全リスクが残されている。

業界関係者は、人型ロボットを製造業からサービス業へと大規模応用するためには、ソフト及びハードウェアのさらなるアップグレードが必要で、より全面的なソリューションを提供する必要があると述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月9日