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japanese.china.org.cn |23. 08. 2024

国産人型ロボット、未来の産業発展をリード

タグ: 人型ロボット 世界ロボット大会2024
中国網日本語版  |  2024-08-23

北京市で開催中の世界ロボット大会2024で、27種の人型ロボットが華やかさを競い合っている。出展規模が過去最大で、かつ大好評を博し、ほぼすべての展示ブースに来場者が殺到している。

世界ロボット大会2024で展示された人型ロボット。新華社記者・李欣撮影

本大会で展示中の人型ロボットには各自の特長がある。あるロボットは転んでも自分で這い上がり、あるロボットはダンスやバク転が可能だ。中国電子学会の梁靚副秘書長によると、人型ロボットは「AI+ロボット」の産物で、これらの動きを支えるのは高度認知及び方針決定のより高い能力を持つ聡明な「大脳」と、より俊敏で、運動制御がより正確な「小脳」、よりフレキシブルな「肢体」で、本体構造の運動の精度とエネルギー効率がより高く、重要技術の発展と進歩を示している。

業界関係者によると、工業製造や危険化学品生産などは人型ロボット大規模導入の優先的なシーンになる。これらの「ロボットアルバイター」は重複する労働の効率と精度を高め、安全生産リスクを減らすことなどにより、実体経済にエンパワーメントする。将来的に人型ロボットはさらにサービス業や家庭内での付き添いなどのシーンでより重要な役割を演じ、人の友達やパートナーになる。

ある人型ロボットが、世界ロボット大会2024で調理を行った。新華社記者・張晨霖撮影

複数の人型ロボット出展業者は、未来産業の一つである人型ロボットは、コンピュータ、スマートフォン、新エネ車に続く画期的な製品になると述べた。ゴールドマン・サックスは、人型ロボットの市場規模は2035年に1540億ドルになると予想した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月23日