ロボットの家庭への進出はいつに？

人型ロボットという「体」を持つ人工知能（AI）は多くのSF映画の主役だが、家庭に入り日常生活に進出するのはいつだろうか。

8月21日に世界ロボット大会2024で撮影された人型ロボット。新華社記者・任超撮影

上海清宝引擎機器人有限公司の王磊会長は、「大まかに見積もって3−5年」と断言する。「まずはコストの問題だ。人型ロボットは現在高額で、多くが数十万から100万元の間で、一般の家庭では受け入れられない。次に技術の安定性と安全性だ。人型ロボットは複雑な各種環境で正確に任務を遂行する必要があり、故障やミスが生じてはならない。それからロボットのブレーンで、つまりスマート化の面での向上が待たれる」

国際ロボット連盟の予測によると、2021−30年の世界の人型ロボット市場の年平均成長率は71％。中国電子学会のデータによると、中国の人型ロボット市場の規模は30年に約8700億元に達する見込みだ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年8月30日