東京ゲームショウ、異彩を放つ中国勢

東京ゲームショウ2024が26−29日に日本の千葉県で開催される。中国のゲーム関連会社80社弱が出展。

東京ゲームショウ海外事務局の責任者である薛暉氏は、「今回の中国の出展企業のうち約10％はスマホゲーム会社で、各国のスマホゲーム会社の総数の80％を占めた。中国メーカーはスマホゲームの高い競争力を持つ。スマホゲームを開発する日本のコンシューマーゲーム会社の一部も徐々に、ゲームのテーマやIPを中国企業に預け、共同で開発するようになってきた」と述べた。

記者が現場を取材したところ、スマホゲーム展示エリアのゲームのほとんどが中国製で、多くの業者が中国語で交流していた。「影之刃零」をプレイしたばかりのトルコ人のカヤオグルさんは、「ゲームは中国の風景が美しく、キャラクターの動きが滑らかで、バトルがチャレンジングだった。中国のゲームをプレイして、自分も中国に行きたくなった」と述べた。

日本の千葉県で26日に開かれた東京ゲームショウで、人々が中国のゲーム「影之刃零」を試遊した。新華社記者・楊光撮影

日本の千葉県で26日に開かれた東京ゲームショウで、人々が列に並び中国のゲーム「明日方舟：終末地」を試遊した。新華社記者・楊光撮影

26日に日本の千葉県で撮影された、東京ゲームショウの中国製ゲーム「鳴潮」の展示ブース。新華社記者・楊光撮影

薛氏は、「日本はポケモンやウルトラマンなどの多くの成功したIPを持つ。中国のゲームの高い技術力によって、『黒神話：悟空』などのIPが続出し、日増しに成熟するだろう。中国は日本と協力を掘り下げ、相互学習できる」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年9月29日