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japanese.china.org.cn |16. 10. 2024

生まれ変わった西蔵自治区の玉麦郷

タグ: 西蔵 玉麦郷
中国網日本語版  |  2024-10-16

10月14日に撮影された玉麦郷(ドローンで撮影)。

西蔵自治区山南市隆子県玉麦郷はヒマラヤ山脈の南麓に位置する。過酷な自然条件の影響を受け、桑傑曲巴さんが娘の卓嘎さん、央宗さんの3人だけで暮らし、祖国の国境をしっかり守っていた時期があった。ここはかつて、「三人郷」と呼ばれた。今や「三人郷」は67世帯・200人以上に発展し、2つの行政村を管轄する「小康郷」になった。

玉麦郷は2018年より辺境小康村及び関連施設の建設を実施した。軽量鋼キール構造の民家、排水、通信、学校、中心公園などの公共サービス施設が誕生した。国は2019年に5億元超を投じ、総延長50キロメートルの曲玉アスファルト道路改修プロジェクトを全面的に完了し、玉麦が毎年大雪によって閉ざされる苦しみを解消した。また国家電網は10kVの送電線を玉麦に繋げた。玉麦の人々は安全で安定的な電力を使えるようになった。

学校、衛生院、観光客接待センターなどの建築物がここで誕生した。多くの村人は自宅を利用し家庭旅館、売店、宅配拠点などを開いた。玉麦郷全体の1人平均の年収は23年に4万元を超え、1人平均の居住面積は40平方メートルにのぼった。今日の玉麦は「生まれ変わり」を迎えた。

新華社記者・丁汀撮影

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