中国初の越境観光協力エリアが営業開始

10月15日に撮影された中国ベトナム徳天瀑布（バンゾックの滝）越境観光協力エリア。新華社記者・余嘉明撮影

中国ベトナム徳天瀑布（バンゾックの滝）越境観光協力エリアが15日、正式に営業を開始した。これは中国初の越境観光協力エリアでもある。

協力エリアの営業後、観光客は異なる角度からアジア最大の国を跨ぐ滝の壮大で美しい景色を観賞できる。

特色ある壮（チワン）族の踊り、陽気な山歌、カラフルな繍球。中国側のエリアでは、協力エリアの正式な営業後で初のベトナム越境観光客が、広西の人々の歓迎ムードを感じ取った。

観光客が15日、中国ベトナム徳天瀑布（バンゾックの滝）越境観光協力エリアの越境観光出境ルート前で記念撮影した。新華社記者・余嘉明撮影

中国ベトナム徳天瀑布（バンゾックの滝）越境観光協力エリアは中国とベトナムの両国が2015年に「徳天瀑布（バンゾックの滝）観光資源の保護・開発協力に関する中華人民共和国とベトナム社会主義共和国の協定」に調印後、中国の広西壮族自治区とベトナムのカオバン省が共同で建設・実施するプロジェクトだ。

協定に基づき、双方は徳天瀑布（バンゾックの滝）エリアで各自2平方キロメートルを区画し、越境観光協力エリアを設立することで同意した。2023年9月15日より試験営業が始まった。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年10月16日