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japanese.china.org.cn |17. 10. 2024 |
中国の技術協力、インドネシアの高速鉄道現地化営業をサポート
中国とインドネシアによる「一帯一路」共同建設協力旗艦プロジェクトであるジャカルタ・バンドン高速鉄道の過去1年の持続的な営業は、現地人の生活を改善し、インドネシアの産業及び地域経済の発展に新たな見所をもたらした。インドネシアの現代化発展を後押しし、両国の協力とウィンウィンの活き活きとした縮図になった。
インドネシア・ジャカルタのハリム駅の待合室で6月17日、人々がジャカルタ・バンドン高速鉄道の高速列車の模型と記念撮影した。新華社記者・徐欽撮影
ジャカルタ・バンドン高速鉄道の高速列車が9月13日、インドネシア・バンドンのテガルアール駅付近で停車した(ドローンで撮影)。新華社記者・徐欽撮影
中国とインドネシアは過去1年に渡り積極的に技術協力を行い、インドネシアによる高速鉄道の現地化・持続可能な営業の実現を保証した。統計によると、ジャカルタ・バンドン高速鉄道の建設中、訓練機関の設立、中国側従業員による「徒弟制」、現場での実践訓練などにより、インドネシア側の累計約4万5000人が訓練を受けた。これらの人員は溶接、電気工学、機械操作などの面で豊富な経験を蓄積した。これは同高速鉄道の長期安定営業を保証し、インドネシア高速鉄道網の未来の発展に向け人材の基礎を固めた。
インドネシアのバンドンで9月12日、中国の高速列車運転士の張躍氏(中央)が、インドネシアの高速列車運転士(右)に手取り足取りで指導した。新華社記者・徐欽撮影
プロジェクト側は営業段階において、計画に基づき23部署の600人のインドネシア現地人の育成を行っている。現在419人が資格取得訓練を終え、うち268人が現場で学習中だ。
インドネシアの運転士は今年7月、単独で時速350キロでジャカルタ・バンドン高速鉄道を操作することに成功した。これはインドネシアが高速鉄道技術管理及び営業の能力を大幅に上げたことを意味する。中国・インドネシア運用保守コンソーシアムの広報担当は、「このマイルストーンはインドネシア鉄道部門が人的資源育成の面で重大な進展を迎えたことを示す。中国の技術者が効率的かつ秩序正しくインドネシアのチームに知識を伝授していることは明らかだ」と述べた。
インドネシア・バンドンのテガルアール駅のホームで9月12日、ジャカルタ・バンドン高速鉄道の中国とインドネシアの運転士が、高速鉄道運転・操縦学習状況を総括・分析した。新華社記者・徐欽撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月17日