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japanese.china.org.cn |12. 11. 2024 |
黟県塔川村の民宿 阿琳娜花園
「阿琳娜花園」を経営する一家3人 中国網記者郭蕊撮影
素朴な秋の風景で有名な黟県塔川村に、環境保護に配慮し、芸術、自然レジャー体験を楽しめる「プチ贅沢」型農村民宿「阿琳娜花園」がある。敷地面積は3000平方メートルで、200年以上の歴史ある徽州古民家を主体に、明、清、民国などの設計スタイルを融合。後ろに山、前に川があり、小川に囲まれ、田園風景を360度見渡すことができ、秋の塔川は最高の撮影場所と言える。庭園に様々な草花が植えられ、魅了される。民宿の経営者は国際結婚夫婦で、オーストリアから来たドイツ国籍の夫アミンさんはイギリスで物流会社を経営していた。妻の黄瓊さんは湖北省咸寧市出身で、深圳から来た。3歳の娘の阿琳娜ちゃんは活発で、普段は庭園でよく元気に走り回っている。2021年5月、黄瓊さんの提案で、一家は塔川を観光で訪れた。初めて黟県を訪れた時、アミンさんは古建築と人文景観に衝撃を受け、惹きつけられ、自分が育ったアルプス山脈の谷と環境が似ていると感じた。田舎生活が好きな彼らは塔川に引っ越すことを決め、民宿を開き、黟県の住民になった。娘も徽州の古民家、広い大地、緑の山腹でたくましく成長し、一家3人は多くの人が憧れる田舎生活を送っている。
民宿は13室あり、田園景観ルーム、パノラマスイートルーム、離れの別荘、ヨガトレーニングルーム、読書バー、洋食レストラン、開放型キッチン、茶室、会議室、映画上映ホール、バーベキューエリア、薪かまどなど、宿泊に必要な全ての施設を完備している。黟県にある1000軒の民宿の中で、阿琳娜花園リゾートホテルは新しいスタイルで、中国式建築と西洋式内装を組み合わせ、中西の生活スタイルを融合している点が特徴的である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月12日