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japanese.china.org.cn |29. 11. 2024

サプライチェーン博 日本貿易振興機構が中国企業との協力を掘り下げ

タグ: サプライチェーン
中国網日本語版  |  2024-11-29

 「世界をつなぎ、共に未来を開く」をテーマとする第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会(サプライチェーン博)が、北京で盛大に開催中だ。本サプライチェーン博は69の国及び国際機関の700社弱の出展業者を集めた。世界トップ500社及び業界リーディングカンパニーが6割以上を占め、域外出展業者の割合が第1回の26%から32%に上がった。うち日本の出展企業は20社以上で、その展示品は中国自動車産業の新情勢に対応するための調整を十分に示している。

 

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日本自動車関連企業が第2回サプライチェーン博で展示した部品 中国網記者李明艶撮影

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は本サプライチェーン博で、川崎重工業、日立ソリューションズ、高木製作所などのCJS登録の日本自動車関連企業9社と共にスマートカー展示エリアに登場し、自動車部品を重点的に展示。第1回で生活、コスメ、ヘルスケア商品を重視したのと異なり、今回の出展業者はさらにサプライチェーンのテーマに集中。展示品の専門性が大幅に上がった。

 ジェトロ北京代表所の草場歩副所長は展示品を調整した理由について、「自動車産業は現在、深い変革を迎えている。特に中国市場では、スマート化技術の発展が非常にスムーズだ。これを受け日本の関連部品メーカーは、市場の変化に積極的に対応することを決定した。中国自動車メーカーを含む各メーカーへの販売チャネルの拡大に期待している」と述べた。

 新興自動車メーカーの急台頭に伴い、中国地場メーカーとの事業提携を摸索する日本企業が増えている。この変化は日本企業に新たな市場のチャンスをもたらし、また中日企業間の資源・技術共有に向け良好な条件を整えた。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月29日