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japanese.china.org.cn |29. 11. 2024

AGCが中国新エネ車市場の積極的な参加者 サプライチェーン博

タグ: AGC
中国網日本語版  |  2024-11-29

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 AGCの展示ブース 写真=AGC提供

 「世界をつなぎ、共に未来を開く」をテーマとする第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会(サプライチェーン博)が、北京で盛大に開催中だ。本サプライチェーン博は69の国及び国際機関の700社弱の出展業者を集めた。世界トップ500社及び業界リーディングカンパニーが6割以上を占め、域外出展業者の割合が第1回の26%から32%に上がった。うち日本の出展企業は20社以上で、その展示品は中国自動車産業の新情勢に対応するための調整を十分に示している。

 2回目の出展となるグローバル材料イノベーションリーダー企業であるAGC株式会社も、中国の新エネ及びスマートカーの発展を注視している。AGC(中国)投資有限公司の肖冬副総裁はインタビューで、「当社は中国新エネ車市場の発展を楽観している。新エネ車の台頭はその伝統的な高級車オーナーに一定の影響を及ぼすが、当社はこの市場に的を絞った技術の準備を終えており、市場の需要に合った製品にスムーズに転化できる」と述べた。

 肖氏によると、AGCは今回多くの技術イノベーションを展示。これには電気自動車(EV)及びプラグインハイブリッド車(PHV)向けに開発した硫化物固体電解質や、人工衛星に用いられる超薄型太陽光発電ガラスが含まれる。うち自動運転向けに設計したLiDAR車載ガラスは、レーザーレーダー及びミリ波レーダー技術を統合。空気抵抗を効果的に下げ、自動車の燃費と安全性を高める。この製品は本展示会のスター展示品になり、広く注目を集めている。

 肖氏はさらに、企業間の開放協力を促進するサプライチェーン博の努力を高評価し、「当社は昨年、第1回サプライチェーン博への参加により、あるトップの完成車メーカーと相互の需要とニーズをしっかり理解し合い、より緊密な協力関係を構築した。これは非常に喜ばしいことだ。サプライチェーン博という場を借り、より多くの実質的な協力チャンスを実現したい」と述べた。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月29日