「世界最大の人員大移動」に見る大国の交通

中国の交通運輸部門などの予想によると、今年の「春運」（春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制）の全社会の地域を跨ぐ人員流動数は延べ90億人にのぼり、鉄道及び民間航空の旅客数は延べ5億1000万人と9000万人を突破し、いずれも過去最大となる見通しだ。移動構造を見ると、車の運転による移動が中心となり、全体の8割弱の72億人にのぼる見込みだ。高速道路自動車通行量の1日のピーク値が記録を更新する可能性がある。EFE通信は、「この春運と呼ばれる大規模な人員流動において、便利な交通運輸ネットワークが重要な力を発揮する」と伝えた。米旅行情報サイトは、「中国の2025年の春運は、人類移動、現代インフラ、文化の重要性を大々的に示す」と伝えた。

ドライバーが1月13日、沈海高速道路仏開区間址山新エネサービスエリア（SA）で、自動車の充電を行った。このSAには充電ポールを備え付けた42カ所の駐車位置がある（ドローンで撮影）。新華社記者・劉大偉撮影

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月24日