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| japanese.china.org.cn |17. 03. 2025 | ![]() |
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国産ロボット、外科手術での導入が加速
「ロボット手術の能力を持つ現地の外科チームを最短時間で育成しようとした」浙江対新疆維吾爾(ウイグル)自治区支援専門家、阿克蘇地区第一人民病院副院長の劉軍偉氏は新疆南部初の国産腹腔鏡下手術ロボットを使い、肝・胆手術を2回続けて行った。15日に開幕した中国医療機器大会並びに医療機器展覧会2025において、劉氏は国産手術ロボットで手術を行い、その全過程が動画によって記録された。
上海微創医療機器人(集団)股份有限公司常務副総裁の劉雨氏は国内外のバイヤーに向け、「この設備はミリ級の手ぶれ補正、10倍の立体視覚増強、5G超長距離遠隔操作を実現した。精密手術はますます末端病院の日常になり、より多くの患者が近場で安全な安心できる治療を受けられるようになる」と熱心に説明した。

3月15日に中国医療機器展覧会2025で撮影された、上海微創医療機器人(集団)股份有限公司が研究開発した手術ロボットによるデモンストレーション。新華社記者・顧天成撮影
劉氏は、海外先進医療機器の導入から国産医療機器の誕生への移り変わりや、100台弱の国産手術ロボットが疑問の目を向けられる段階から販売の承認を得て、さらには世界に向けて大々的に輸出される様子を見守った。
「国産化技術の急速な向上により、海外市場開拓の自信がいっそう深まった」17年連続で展覧会に参加している劉氏は、中国が腹腔鏡下手術ロボットの輸入に依存する局面を打破するのを目にした。今年は少なくとも6社の国産化機器が同じ舞台で力を競う。

3月15日に中国医療機器展覧会2025で撮影された、北京長木谷医療科技股份有限公司が研究開発した整形外科手術ロボット。新華社記者・顧天成撮影
腹腔鏡下手術ロボットで1万2000例弱の手術を終え、「5G+手術ロボット」を利用したリモート手術は累計800例以上。リアルタイム画像ガイドの医療用リニアアクセラレータが国内の空白を埋めた。心磁機能イメージング機器や静態CT検査などの製品が導入された。脳ペースメーカー、人工内耳、スマート義肢が特殊な患者に恵みをもたらした。
最新の統計によると、中国の2024年の医療機器市場規模は1兆3500億元で、医療機器の一定規模以上の企業による売上高は5400億元以上。
3月14日に中国医療機器展覧会2025で撮影された、手術ロボットによるデモンストレーション。新華社記者・王全超撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月17日
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