経済> |
japanese.china.org.cn |16. 04. 2025 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
中国核工業集団、原子力科学普及の国際協力を強化
「核技術の強化と国家発展に捧げた70年 不断の革新で未来を拓く」をテーマにした原子力科学普及イベントが13日、清華大学で開催された。中国核工業集団(CNNC)は国の部・委員会、エネルギー系中央企業、大学などと連携し、第13回「魅力の光」開幕式典と「百核千講」シリーズ科学普及イベントを展開した。院士特別講座やキャンパス科学普及体験プログラムなどを通じて、原子力技術の社会的認知向上を図っている。
世界のエネルギー構造の変化は、原子力の戦略的価値を持続的に浮き彫りにしており、原子力科学普及の強化も世界的な課題になっている。CNNCの張東輝首席科学者は、「中国はすでに研究開発、設計、設備製造、建設、運営保守の全産業チェーンの強みを形成している。第4世代原子力システムや小型モジュール炉などの分野で技術のリードを実現している。技術標準の輸出や合同科学研究などを通じ、世界各国、特に『一帯一路』共同建設国との協力を掘り下げている。同時に原子力科学普及国際協力ネットワークの構築を進めている」と指摘した。
CNNC傘下の中国核能電力股份有限公司と中国核学会は2022年の第10回「魅力の光」イベントの期間中に「2030年に向けた原子力科学普及活動に関する北京共同提案」を発表し、世界原子力科学普及協力体制を構築することを明確にしていた。国際交流メカニズムの構築を通じ国内外の優秀原子力科学普及作品・展覧・実践経験の双方向の流動を促し、世界の原子力科学認知レベルを共に高めるとした。
「魅力の光」は中核集団が2013年に創設した原子力科学普及ブランドで、知識コンテストや院士講座などの形式により600万人以上の一般参加者を集めた。
「百核千講」の「百」とは、全国で稼働中及び建設中の100基以上の原子炉を指し、また1基100年以上という全ライフサイクル運転の設計理念も含まれる。「千」は1000回以上の多元的な科学普及イベントに1000万人の青少年に触れることを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月16日
![]() |
![]() |
![]() |