第1四半期の貿易の成績表、中国経済の強靭性を示す

税関総署が14日に発表したデータによると、中国の今年第1四半期の物品貿易額は10兆3000億元で、前年同期比1.3％増とプラス化した。増加率は月間で徐々に回復し、1月の前年同月比2.2％減から2月にはほぼゼロとなり、3月には6％増となった。中国の貿易の増加率は第1四半期に上昇曲線を描いた。

貿易額が8四半期連続で10兆元を超えた。第1四半期の輸出額は6兆元以上で、増加率が1−2月を3.5ポイント上回り6.9％にのぼった。170以上の国及び地域への輸出が増加した。積極的な変化を示す多くのデータは、中国の貿易の規模拡大及び質向上の有力な証拠になった。

2月25日に撮影された重慶両江新区果園港（ドローンで撮影）。新華社記者・唐奕撮影

税関総署統計分析司の呂大良司長は、国務院新聞弁公室の14日の会見で、「中国の輸出は現在、確かに複雑で厳しい外部情勢に直面しているが、パニックに陥る必要はない。中国は多元的な市場を積極的に構築し、各方面との産業チェーン及びサプライチェーンの協力を掘り下げている。これは相手側の発展にエンパワーメントし、我々自身の強靭性も高めた」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月16日