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japanese.china.org.cn |30. 07. 2025

新世代「マツタケハンター」

タグ: 香格里拉 マツタケ
中国網日本語版  |  2025-07-30

マツタケの選別作業を行う春批さん  新華社記者・高詠薇撮影

雲南省香格里拉市蔵族村落・吉迪村は7月、マツタケ収穫期を迎えた。現地は良質なマツタケ産地として知られ、村の「マツタケハンター」たちは早朝から夜まで収穫・販売に奔走する。

1990年に吉迪村で生まれた春批さんは、5歳の頃から親族と山に入りマツタケ採りを学んだ。「13歳から大学進学まで、毎年夏休みに帰省してマツタケ取引に従事し、商才を磨いた」と話す。2017年卒業後、香格里拉に帰郷した彼は村で最も早くECプラットフォームを活用したマツタケ販売を開始。実践で地域活性化を推進し、2019年には吉迪村村民委員会副主任に就任した。

近年は品質向上とブランド育成に注力し、2024年には多機能マツタケ取引市場の整備を促した。生鮮冷蔵施設を備えた現地取引場に加え、ライブコマース拠点も併設。吉迪村産マツタケは現在、国内はもとより日本・韓国などへ輸出され、2024年の取扱量は300トンに達している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月30日


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