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japanese.china.org.cn |10. 11. 2025

最後進国と市場機会を分かち合う輸入博の温もり

タグ: 輸入博
中国網日本語版  |  2025-11-10

特色農産品を紹介するジンバブエの出展業者 中国網記者鄭亮撮影

第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)では、新設の「最後進国製品専門展示エリア」が注目を集め、今回の輸入博の「温もりある展示エリア」として話題を呼んでいる。主催者は無償展示ブース、展示品の販売税優遇、越境ECサポートなどで、最後進国の中小企業が特色ある農産品、工芸品、軽工業製品などを中国市場に取り込めるよう支援している。

香り高いタンザニアのコーヒー、色彩豊かなトーゴの工芸品、風味豊かなザンビアのハチミツなどが多くの来場者とバイヤーを集めた。同エリアは多様な文化と豊かな物産を紹介するだけでなく、実務的行動を通じて高水準の開放を促進し、最後進国による発展機会の共有を応援するという約束をしっかり果たす中国の意思をも示している。

公式データによると、今回の輸入博には農産品・食品、軽工業品、工芸品など、最後進国の各業界の出展業者が参加。輸入博は集中展示の場を提供するほか、越境EC取引プラットフォームを立ち上げ、海外中小企業と中国市場の順調なマッチングを支援している。輸入博による支援は短期取引のサポートに留まらず、国際貿易ルールの習得、中国市場の理解、産業チェーンの高度化への後押しを通じて、これらの国々の持続可能な発展と住民の所得増に新たな原動力を注入することをも重視している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年11月10日

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