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| japanese.china.org.cn |07. 04. 2026 |
自己満足から共感へ 「中国式情緒的価値」が世界をつなぐ
タグ: エモ経済 消費者 情緒的価値
中国網日本語版 | 2026-04-07
「タイム」誌の「ベスト発明」に選ばれた弦なしギター、「山海経」に記された「夢喰い貘」をモチーフにした睡眠用抱き枕、さらにはオリジナルの化粧品や自律型伴走ロボット。情緒的価値(エモ消費)は近年、中国消費市場の新たな見所となり、中国企業も世界の「エモ経済」市場で存在感を強めている。海外メディアは、「中国式情緒的価値」が世界と連動しつつあると指摘している。
中国の大手リサーチ会社iiMedia Researchが発表した「2025~29年中国エモ経済消費トレンド洞察報告」によると、中国エモ経済の市場規模は25年の段階で2兆7千億元に達しており、29年には4兆5千億元を突破する見込みだ。
米CNBCは、現在の中国の消費者は体験や情緒的な満足のための支出に意欲的で、消費の重点は単なる商品というモノから、精神的な満足を重視する体験型消費へと移りつつあると指摘している。
米ブルームバーグは先日、世界経済の成長が鈍化する中で、中国はアクセサリーやフレグランスなど軽量型消費財の生産で高い競争力を持つと報じた。「Z世代」をはじめとする若年層は、少額の消費による「自分へのご褒美」を好み、成熟した産業チェーンがこの需要を的確に受け止めているという。
米経済ニュースサイトBenzingaは、エモ経済発展の原動力は消費者の世代交代にあると指摘する。若い世代は体験や情緒的な満足をより重視している。多くの中国発ブランドは情緒的価値を創出する一方で、文化的な中身を海外へ積極的に発信しており、これが消費者の共感や誇りをさらに高めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年4月7日
