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japanese.china.org.cn |30. 07. 2026

データで読み解く「世界から買い、世界へ売る」中国

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中国網日本語版  |  2026-07-30

中国の貨物貿易額は今年上半期、初めて25兆元の大台を突破した。前年同期比16.9%増で、17カ月連続で増加。中国の貿易はいかに「世界から買い、世界へ売る」を実現しているのか。

主要港湾がフル稼働

中国の輸出入の約95%は海運で行われている。貨物が絶えず行き交う港湾は、貿易の強靱さを最も直感的に示す証だ。

寧波舟山港は世界最大の貨物取扱量を維持。上半期の口岸(通関口岸)を通じた貿易額は1兆4200億元で、前年同期比7.1%増となった。新エネルギー車(NEV)や蓄電用リチウムイオン電池の輸出が増加し、新エネルギー車のコンテナ積載量は前年同期比で200%の大幅増。新興市場も好調で、ASEAN(東南アジア諸国連合)向けの輸出は26.8%増、アフリカ向けは52.9%増となった。

上海南港は新エネルギー車輸出の主要拠点だ。上半期の車両輸出は74.7%増となり、その約7割を国産新エネルギー車が占めた。1日平均3千台以上の新エネルギー車が36の国・地域に向けて出荷された。上海口岸における新エネルギー車の輸出額は1752億8千万元で、62.9%増となった。深圳の塩田港ではコンテナ取扱量が834万5900TEUを超え、前年同期比10%増で過去最高を記録。北方地域においてASEANとの貿易のハブとなる青島港は、ASEAN向けの直行航路を5路線新規追加し、ASEAN向け航路の総数は50路線を超えた。地域的な包括的経済連携(RCEP)のメリットが継続的に発揮され、中間財貿易は前年同期比24.5%増、船舶輸出は160.9%の急増。唐山港では付加価値の高い製品が継続的に海外へ出荷され、鋼材、建設車両および大型・小型トラックの輸出はそれぞれ98%、115%の大幅増となった。

貿易の「友達の輪」が拡大、中欧班列が加速

「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国との貿易額は、貿易額全体の半分以上を占めている。ASEANは中国の最大の貿易パートナーの地位を着実に維持している。欧州連合(EU)、ラテンアメリカ、アフリカなどの地域との貿易額の伸び率はいずれも2桁台。

中国の輸入額は上半期、同期としては初めて10兆元を突破。前年同期比22.1%増となり、輸出の伸び率を8.7ポイント上回った。中国は上半期、150以上の国・地域からの輸入額が増加した。

海上輸送に加え、中欧班列が陸路による貿易の大動脈を支えている。累計運行本数は13万本を超え、輸送貨物の総額は5200億ドル以上となった。輸送品目は53の大分類、5万種類以上に及び、欧州26カ国の236都市に到達している。

海鉄連運(海上輸送と鉄道輸送の連携)と比較し、中欧班列は運賃を10〜20%削減し、輸送期間を20〜25日短縮できる。上半期、武漢では自動車輸送のコンテナ数が123%超増加し、自動車企業の輸出160%急増を後押しした。鄭州発着の列車では付加価値の高い貨物の割合が持続的に上昇し、産業用ロボットおよび完成車(自動車)の輸出はそれぞれ60%、104%増となった。

「中国智造」が世界のハイエンド市場を獲得

中国は2025年、産業用ロボットの純輸出国となった。2026年上半期、産業用ロボットの輸出額は62億9千万元で、前年同期比18.6%増となった。製品は141の国・地域で導入された。浙江省では産業用ロボットを含む各種ロボットの輸出額が10億元を超え、約100の国・地域をカバーした。

さらに、深圳には全国の越境電子商取引(EC)販売者の約半数が集まっており、人間工学に基づいた動的オフィスチェアやポータブル扇風機などの新製品が海外で急速に人気を集めている。輸出品目は日用雑貨からAI機器、消費者用電子製品(コンシューマーエレクトロニクス)、医療機器へと移行し、製品の付加価値が持続的に向上している。3Dプリンターの輸出は115.7%の急増。輸入面では、超大規模市場が世界の資源を集めている。輸出面では、「中国智造(中国のスマート製造)」が世界のニーズに的確に対応。中国の貿易は、より効率的な物流、より高品質な製品、より多様な市場を通じて、世界の発展に確実性と安定性をもたらし続けている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年7月30日