中国の儒教文化の創始者・孔子がどういう姿だったのかについて、多くの儒教文化専門家と孔子愛好家が興味を持っている。このほど、陝西省民間十大宝物の募集が行われ、民間コレクターが所有していた孔子の青銅像が関係者の注目を集めている。
この青銅像は高さ30センチ、重さ4.5キロで、座禅のポーズをとっている。また、耳が大きく、前歯が口から出ている。これは古い文献の記録と全く同じである。
ここ数年、儒教ブームの影響を受け、全国各地の孔子廟に保存されいるさまざまな孔子像が出ていたが、こんな精巧なつくりのものはやはり珍しい。また、専門家の鑑定の結果、この青銅像は明の時代の作品だとわかった。
「CRI」より 2007年2月2日