中国有人宇宙プロジェクトの報道官は6日、有人宇宙船「神舟七号」が25日から30日までの間に、適切な時機を選んで打ち上げられることを明らかにした。神舟七号有人宇宙飛行任務総指揮部が6日に開いた第1回会議で決定した。神舟七号への推進剤注入は7日から開始される。

報道官によると、神舟七号の飛行任務を担当する各システムはすでに、最後の準備段階に入っている。▽宇宙船「神舟七号」▽キャリアロケット「長征2F」▽船外活動用宇宙服▽軌道上で放出される小型衛星――などは打ち上げ場所での主要チェックをすでに完了。打ち上げ場所・制御用通信設備・着陸場所などの地上システムも各種準備をほぼ終えている。宇宙船の乗組員チームも、飛行士・宇宙船・ロケット・地上設備の合同訓練を打ち上げ場所で実施した。飛行士らは各種機器の高い操作能力を持ち、心身の状態も良好を保っている。　

「人民網日本語版」 2008年09月07日