ホーム>>文化>>食文化
昼食にはご飯よりも饅頭 その理由は?
発信時間: 2008-09-09 | チャイナネット

毎日仕事に追われている会社員は昼食時、ご飯よりも饅頭(マントウ、中に餡も具も入っていない一種の蒸しパン)を食べたほうがいいらしい。小麦粉に酵母を加えて発酵させれば、麺より美味しいし、その栄養価値を高めてくれる。

海外の最新研究データによると、抗酸化物質を豊富に含む食品を多く食することは、疲労回復やストレス解消に著しい効果があるとされる。饅頭は、脂質過酸化を抑制する作用を持つセレンやグルタミンを、米よりも多く含んでいる。フリーラジカルによる細胞の損傷を防ぎ、人体の免疫機能を高めるため、ストレス解消に効果がある。

カルシウムは天然のストレス解消剤だ。カルシウム不足になると疲れがたまりやすく、神経過敏になり、仕事による疲れが回復できない状態になる。饅頭に含まれるカルシウムは米よりも断然多く、またカロリーも低い。脂肪や糖の含まれる量も、饅頭の方が低いとされる。そのため、昼食には、ご飯よりも饅頭を食べたほうが栄養もあり、忙しい現代人には特にオススメだ。

「人民網日本語版」 2008年09月09日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 陽澄湖ガニが来週、北京市場に

· 五輪でブームとなった中国要素(4)北京ダッグ

· 一味違う秘伝の製法 台湾風ビーフン「新竹米粉」

· 重さ32キロ 巨大月餅で祝う中秋節 横浜中華街

· 名物スープ100種や麺が登場 広東省の国際グルメ祭