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中国初の国産コミューター機、まもなくテスト飛行へ
発信時間: 2008-09-10 | チャイナネット
07年末、上海でラインオフした「ARJ21-700」
 中国が知的財産権を所有する初のジェットコミューター機「ARJ21-700」が21日、最初の飛行を行う。「翔鳳」と名付けられた同型機は07年12月21日、上海工場で最初の1機の組立てを終えた。その後、中心システムの供給元の遅れで飛行テストの環境が整わず、初飛行の時期が9~10月に延期されていた。「毎日経済新聞」が伝えた。

 「ARJ21-700」は現在までに5機が製造され、そのうち3機が飛行テストで利用される。中航商用飛行機有限公司によって研究開発された同型機は、中国西部の高温の飛行場での離着陸や複雑な航路の飛行が可能で、70人乗りのタイプを基本とする。機体の各部分は国内各地の飛行機工場で生産され、エンジン・電気・電源などのシステムは全て入札制を取り、世界中から調達された。

 「人民網日本語版」2008年9月10日
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