今年9月10日は第24回目の教師節となった。中国青年報社会調査センターはこれを受け、ポータルサイト「騰訊網」の教育チャンネルを通じて、「中国教師健康状況調査」を実施した。調査に答えた市民9万964人のうち、85.3%が「教師は苦労の多い職業だ」と答え、78.1%が「教師は尊敬すべき職業だ」と答えた。また調査に答えた教師5万1488人のうち、54.3%が「教師を一生の職業にするつもりだ」と答えた。「中国青年報」が伝えた。
市民への調査によると、教師という職業が人々に与える印象はプラスのものが多い。自分の出会ってきた教師の態度について、53.4%が「ほとんどの教師は穏やかだった」と答えた。「いつも授業を引き伸ばしていた」と不満を示したのは17.3%にとどまった。教師の体の不調は学生の目をごまかせない。調査では、10.2%の教師がいつも病気にかかっているという結果が出た。教師の健康は大きな問題となっている。
中学2年の数学を教える潘教諭は、「1日の仕事時間は10時間以上だ」と語る。「毎日の授業に加えて、夜は宿題のチェックや授業の準備が欠かせない。一部の生徒には個人指導もする必要がある」。
「人民網日本語版」2008年9月10日 |