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今どきの学生はどんな先生を理想としているのだろうか？　先生はどのようにしたら学生達の心をつかむことができるのだろうか？　「大河網」が伝えた。

教師の日（9月10日）を前に、「河南商報」はあるアンケート調査を行った。アンケートに回答した136人の学生の回答結果から、今どきの学生は先生に従うことは好まず、先生は教えるのがうまいのはもちろんのこと、「かっこいい・きれい」であることも大切であるという。

▽年齢：先生は若い人に限る

小中高生は、20～30歳の間の若い先生を比較的好んでいる。若い先生は生き生きとしていて、生徒との意思疎通も容易で、一緒に遊ぶこともできる。

大学生は30～40歳の先生を好んでいる。「これぐらいの年齢の先生になると、ある程度の社会経験があり、年齢も自分たちとあまり変わりません。共通の話題があり、時には良きお兄さん・お姉さんとして自分たちにアドバイスしてくれます」。鄭州大学3年生の男子学生・方乾君は答えている。

▽学歴：小学生までもが院卒の先生を希望

アンケートに回答した学生のうち、大学院卒以上の先生を望む学生が4割に達した。

小学生に対する調査では、46人中34人が院卒以上を望むと回答したが、現実として、現在ほとんどの小学校教師は大卒・短大卒となっている。

「小学生達にとっての理想の先生とは、博学のタイプなんです」。聚源路小学校の教師・馬霊君さんは語る。博士などは子供にとって一種のイメージであり、これこそ子供達にとっての理想の教師だという。高学歴の教師が子供達の教学に合うかどうかについては、子供達は考えていないようだ。

小学生に比べ、中高生はやや現実的であり、回答した学生の9割以上が先生は大卒を希望すると答えている。

大学生となると、90％以上が院卒以上の先生を望んでいる。「大学の授業は小中高校とは違う。先生には深い知識だけでなく、豊かな社会経験も持っていて欲しい」。

▽ルックス：8割の学生が「かっこいい・きれい」な先生が好き

アンケート調査の結果、75％の学生が、かっこいい・きれいな先生が好きと答えている。

「かっこいい先生・きれいな先生なら気分が良いし、授業も楽しくなる」。鄭州55中学の学生、王さんは話す。学生は自分たちが好きな教師の授業なら、喜んで授業を聞くようだ。

「もし先生があんまり魅力的でなく、不潔だったりしたら、たとえ授業のレベルが高くても、ちょっと避けたくなります」。学生達は身の回りを清潔にしない教師については非常に厳しい評価を与えているのみならず、授業の効果までもが影響を受けているようだ。

もっとも、学生達は教師の服装に対しては、とりわけ要求を出しているわけではない。スーツであろうが、ファッショナブルであろうが、カジュアルであろうが関係はなく、おかしくなければどんな服装でも良いようだ。

「人民網日本語版」 2008年09月11日