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中国初の南極内陸観測基地の主体建築が披露 
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット

南極内陸最高点「ドームA」に建設される中国初の南極内陸観測基地の主体建築が10日、上海で披露された。一里塚としての意義をもつこの観測基地は、今年10月に出発する中国の第25次南極観測隊によって建設される。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

これまで中国は周辺部に長城と中山の2つの観測基地を建設している。現在、南極内陸部には米国、ロシア、日本、フランス、イタリア、ドイツの観測基地が計5つある。ドームAは海抜4093メートルで、中国の観測隊員が2回登頂した以外、どの国も氷上から到達していない。中国の南極内陸観測基地の完成は、人類による南極の平和利用に中国が果たす貢献の新たな模範となる。

南極内陸観測基地は生活エリア、科学研究エリア、後方勤務エリア、科学実験エリアなどに分かれ、総床面積558.56平方メートル。今回建設する中心部は生活エリアや科学研究エリアを含み、床面積236平方メートル。

「人民網日本語版」 2008年09月11日

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