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嫦娥一号が月から中秋のお祝いメッセージ
発信時間: 2008-09-15 | チャイナネット

中秋節の14日、中国の月周回衛星「嫦娥一号」から、遙か38万キロを越えて、中華の子女に「祝福の声」が届けられた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

「中秋節は、どれほど多くの中華の子女の家族への思いと望郷の念を1つにしていることでしょう。『千里を離れて名月に想いを相寄せる』、共に明月を愛で、団欒を待ち望みましょう!」――。嫦娥一号はなめらかな音声メッセージに続いて歌曲「阿里山的姑娘」と「但願人長久」を流し、一家団欒を共に待ち望む中華の子女の美しい心の声を表現した。

国防科学工業局によると嫦娥一号は順調に活動中。CCDカメラによる月面全体のデータのほか、各機器も大量の探査データを収集した。現在、科学データの処理作業が計画通りに進められている。データは「月周回衛星プロジェクト科学データ公表管理弁法(規則)」と、国家航天局と欧州宇宙機関(ESA)の「中欧協力合意枠組下の地上サポート合意」に基づき、国内の契約者とESAに同時に提供される。

「人民網日本語版」 2008年09月15日

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