今回では、朝昼晩の3食で摂る食材の組み合わせにより、血液サラサラや骨粗しょう症の予防などに効果のある食事を紹介する。
夜は、細胞を修復して血液をサラサラにし、骨粗しょう症を予防する時だ。そのために、夕食では血液や骨の材料となるたんぱく質やミネラルを多く含む魚を摂ると、血液サラサラと骨粗しょう症を予防に良い効果が得られる。
魚は骨に必要なマグネシウムやカルシウムも含まれている。そして、柑橘類を一緒に摂ることによりさらに効果が高まる。夕食では、魚70gを食べてデザートに柑橘類50gを食べるようにする。それは、みかんやグレープフルーツの袋や皮に多く含まれるヘスピリジンが骨を作るのに必要なマグネシウムの不足を補ってくれるからだ。
実験でもマグネシウムが不足している場合と、ヘスペリジンでマグネシウム不足分を補った場合とでは約2倍効果が異なるという結果が得られる。
そして、柑橘類は袋やスジごと食後に食べると効果がある。食事の前や食事中に摂ると、食物繊維的な働きもするためそのまま体外に排出されてしまう。食事をしてから血液サラサラと骨粗しょう症を予防成分を身体の中に蓄えるのには時間が必要なため、寝る4時間前までに夕食を済ませるようにする。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月17日 |