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雪蓮花から心臓病治療に有効な成分を抽出
発信時間: 2008-10-19 | チャイナネット
 降雪地域に棲息する不思議な植物・雪蓮花から初めて、再発性心房細動を抑制する天然成分「アカセチン(Aacetin)」が抽出された。中国科学院上海薬物研究所はこのほど、アカセチンの人工合成に成功、国内外の特許を申請中であることを明らかにした。5年間に及ぶ革新的研究の成果が、国際的に有名な心臓血管学界の定期刊行誌「Circulation」誌上で発表された。

 再発性心房細動 (atrial fibrillation)・略称AFは、最もよく見られる代表的な心臓病。心房の再発性運動を選択的かつ専一的に抑制する薬物の研究開発は、国際医薬界の重大課題のひとつとなっている。上海・香港両地の研究者は、地域を超えた共同研究によって、雪蓮花から抽出されたアカセチンの単分子が、心房筋の活動電位に対して選択的な抑制作用を備えていることを発見した。彼らはさらに、低コストで合成できる方法を編み出し、アカセチンの大量生成に成功した。

 「人民網日本語版」 2008年10月17日
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