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清華大学、戦国時代の竹簡を収蔵 
発信時間: 2008-10-23 | チャイナネット
 清華大学は22日、戦国時代(前403~前221)の貴重な竹簡が、海外から保護のため持ち帰られ、同大学に収蔵されたことを明らかにした。専門家の鑑定によると、これらの竹簡は、戦国時代に楚の国があった地域から出土したもので、貴重な歴史文化財となる。中国の伝統文化の核心に迫る重大な発見となり、歴史学・考古学・古代文字学・文献学などさまざまな学科に広く深い影響を与えるとみられる。

 清華大学の謝維和・副校長によると、これらの貴重な竹簡は、今年7月に清華大学の卒業生から寄贈されたもので、緊急保護のため海外から中国に持ち帰られた。初期的な統計によると、竹簡の数は、破損しているものも含めて約2100個。これらの竹簡に対する第一段階の保護作業はほぼ完了した。竹簡を収めるための漆塗りの竹製の箱も竹簡と一緒に収蔵され、これには楚国の芸術様式の模様が施されているという。(編集MA)

 「人民網日本語版」2008年10月23日
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