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新型「宇宙トイレ」で飛行士のトイレ問題を解決へ
発信時間: 2008-11-06 | チャイナネット
 新型の「採掘型宇宙トイレ」が、広東省珠海市で開催中の「第7回中国国際航空宇宙博覧会」で公開され、国内外の宇宙開発関係者の大きな注目を集めている。発明者によると、この新型トイレは、宇宙ステーションで働く宇宙飛行士のトイレ問題の解決に役立つという。中国新聞社が伝えた。

 宇宙開発専門家によると、米国、ロシア、中国が保有している宇宙トイレの構造は複雑な上、大型で、無重力の状況下で用を足す姿勢を維持するのは難しく、バッテリーの消耗も激しく、使い方も面倒で、宇宙ステーション内の器機の安全、および宇宙飛行士の生活や業務にまで影響を与えるものだ。

 香港長康国際医療機器有限公司は、4年の歳月を経て、医学専門家や技術工程師30人以上を研究に当たらせ、この新型宇宙トイレの開発に成功。このトイレは、操作が簡単になっただけでなく、安全かつ快適で、バッテリーの消耗も少ない。しかも小型で、重さが1キロしかない。

 この「採掘型宇宙トイレ」は、中国、米国、日本、EU、ロシアなど26カ国の発明特許をすでに申請済みだ。(編集WM)

 「人民網日本語版」2008年11月06日
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