ホーム>>文化>>科学技術
香港初の遠隔制御天文台が完成 インターネットで天体撮影が可能に
発信時間: 2008-11-13 | チャイナネット
 香港特区政府新聞処は12日、特区政府娯楽文化事務署が建設を担当し香港宇宙館が管理を請け負う「遠隔制御天文台」がこのほど完成し、まもなく運営を開始することを発表した。この施設の最大の特徴は、利用者がインターネットを通じて専門クラスの天体望遠鏡を操作し、天文現象を撮影できることだ。「新華網」が伝えた。

 遠隔制御天文台は、香港西貢のマクレホース夫人リゾート村に建設された。投資総額は730万香港ドルにのぼる。3階建ての天文台の屋上には、口径60センチのカセグレイン式望遠鏡が備えられている。香港で最先端を誇るこの天体望遠鏡を使えば、理想の天候条件のもとで、肉眼で見える極限より4000倍暗い天体を観測することができる。望遠鏡は1100万画素の専門クラスの天文カメラにつながれており、利用者はインターネットを使った遠隔制御で天文撮影を行うことが可能だ。(編集MA)

 「人民網日本語版」2008年11月13日
  関連記事
  同コラムの最新記事

· 「嫦娥1号」から撮影された月面の全体写真

· 宇宙から見た都市は色とりどり、東京は青緑

· 中国・日本・IAEA、原子力開発に関するフォーラムを開催

· 「神舟7号」責任者、2つの面でさらに宇宙船を改善

· 「神舟7号」責任者、宇宙飛行士の仕事は大変