中国科学技術協会が16日発表した調査結果によると、宇宙開発と月周回探査プロジェクトが、中国人が最も関心を寄せる科学技術となったということである。

ここ数年、中国の宇宙開発技術は急速な発展を遂げ、10月24日、中国初の月探査衛星「嫦娥一号」の打ち上げ成功により、短距離で地球以外の天体を至近距離から観測することが実現した。この調査は520万人を対象として行われたもので、中国人が関心を寄せる科学技術問題のランキングでは宇宙開発と月周回探査プロジェクトが1位となり、そのほか、遺伝子の研究と応用、核エネルギーの今後、地震の予測などにも高い関心が集っている。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年11月16日