新疆ウィグル族自治区トルファン盆地の鄯善県連木沁鎮から10メートル離れたゴビ砂漠では、広い面積に点在する神秘的な「石の輪」が見つかった。

この「石の輪」が見つかった広さは1万ムー（1ムーは約666.7ヘクタール）にも及び、大きさもそれぞれ異なる。形も丸いものや四角いもの、口の字がつながったようなもの、四角と丸い輪が混じったものがあり、その中には「太陽の輪」と呼ばれる4つの輪からなり、一番外側の輪が直径8メートルもの巨大な「石の輪」まである。

「太陽の輪」の東南部には、広い面積で「石の輪」が分布している。不思議なことに、「石の輪」に使われている石はゴビ砂漠の近くでは見つかっていない。この神秘的な「石の輪」の形成や歴史は謎で、今後の検証が待たれる。

「チャイナネット」2008年11月21日