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ACニールセン調査:「薬は健康に害がある」 中国人が世界最多
発信時間: 2008-11-21 | チャイナネット

世界最大のリサーチ会社ACニールセンは20日、「薬は健康に害がある」と考えている中国の消費者の割合は世界で最も多いという調査結果を発表した。「中国新聞社」が伝えた。

今回の調査は世界51カ国・地域の2万8千人を対象にネット上で行われた。

中欧・東欧・南米・北米では初期症状の際に薬を服用する習慣があるのに対し、アジア太平洋地域とベトナムでは薬で治癒するという消費者が最も多く、45%に達した。その次に多かったのがタイとインドネシアで、中国・日本・シンガポールの割合は33%でほぼ同じだった。

中国の消費者は、軽い病気だとひとまず様子を見て、自然に治らなければ薬を飲むという人が3分の2近く、今で薬を飲んだことがない人が2%だった。

ACニールセン中国エリアの趙魯勇代表は、病気を「自然治癒」にまかせる中国の消費者のうち、7割近くは「薬は三分の毒」だと考えて薬を服用しないのだと話す。中国ではこういった考え方を持っている消費者の割合が、世界の平均水準の46%よりも大きく上回り、最も多い。

今回の調査で、中国の消費者の25%が自然の治癒力を信じており、治療ではなく病気の予防を重視していることがわかった。また、34%の人は自分の健康に自信があり、ほとんど薬を飲まないと答えたが、26%の人はちょっと頭痛がしたり、熱があるとすぐに薬を飲むと答えた。

「人民網日本語版」2008年11月21日

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