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アルタイ草原でカザフ族の「冬宰」
発信時間: 2008-11-23 | チャイナネット
 

 哈薩克族(カザフ族)は昔から「冬宰」(冬に家畜を屠殺すること)の伝統を持つ。冬が近づくにつれ、各家庭ではよく肥えた牛や羊、馬などの家畜を選んで屠殺する。カザフ族の牧畜民は主に肉食で、特に冬場は大量の家畜の肉を食べ、肉を煮込んだスープを飲む。このため、寒い冬に野外で放牧をしても凍えることはない。しかも夏から秋にかけてたっぷりと牧草を食べた牛や羊はどれもよく肥え、この時期に屠殺すれば腐りにくいという。

 「冬宰」当日は主人が「胡爾達克」(カザフ族の伝統的な美食で、羊肉を煮込んだもの)を作り、屠殺を手伝ってくれた隣人をもてなす習慣がある。

 「人民網日本語版」2008年11月22日
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