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最古のカメ類化石が発見 進化の謎を解く大きな手がかり
発信時間: 2008-12-01 | チャイナネット
カメの化石とその復元図
 
最初期のカメ類の化石がこのほど、中国学者の手により発見され、長い間、学術界において謎とされてきたカメの甲羅の形成が明らかになった。

 英自然科学系学術雑誌「ネイチャー」によると、これは「爬虫類の進化の研究において最大の謎を解明し、まったく新しい証拠を提供してくれる」ものとなった。

 この原始のカメ類化石は、貴州省関嶺布依(ブイ)族苗(ミャオ)族自治県にある、今から2億2千万年前の三畳紀後期の早期地層から見つかった。これまで発見されたカメ類化石の中では最も古いものになる。細かい歯があり、甲羅が原形にとどまっていることから「オドントケリュス・セミテスタケア(半甲歯亀)」と命名された。

「人民網日本語版」2008年12月01日
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