ホーム>>文化>>科学技術
大学生がロケット打ち上げ成功、世界レベルの技術を突破
発信時間: 2008-12-09 | チャイナネット

北京航空航天大学航宇学院の学生15人が開発した固液ハイブリッド観測ロケット「北航2号」の打ち上げ実験が、このほど酒泉衛星発射センターで成功した。「中国青年報」が伝えた。

 

固液ハイブリッドロケットエンジンは、従来の固体エンジンと液体エンジンの長所を合わせたもので、爆発することがなく、調節が可能で、コストが安く、環境への害がない。このタイプのロケットエンジンの設計は相当複雑で、これまで全世界のどこにおいても完全に突破されたことのない技術的難関だ。

 

「北航2号」は設計、製造、組立、輸送のすべてを学生自ら完成させた。大学4年時から開発に取組み、2年余りの研究と度重なるテストを経て、ついに独自開発ロケットの打ち上げに成功したのである。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2008年12月9日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 気象衛星「風雲3号B」、2010年に発射

· 杭州で水陸両用の警察車両が利用開始

· 大阪大学でロボット演劇

· 中国 遠隔探査衛星4号の打ち上げ成功

· 次世代スパコン「曙光6000」、国産CPUを採用へ