ホーム>>文化>>考古学
広西出土の明・清時代の石棺からスイスの腕時計?
発信時間: 2008-12-15 | チャイナネット

「腕時計」

 

出土した石棺

 

出土した石棺

 

広西チワン族自治区の上思県で10月末に出土した大きな石棺は、石灰石、粗目、もち米で作られており、明・清時代のものと考えられている。12月11日にこの遺跡を再び調査した際、驚くべき発見があった。

 

石棺のそばにで石棺と同じ素材で作られた土の塊が見つかった時、その中から指輪のようなものが落ちてきた。大きさは普通の指輪と同じぐらいだが、銅製で外観は腕時計とそっくりだ。時計の針は10時6分頃を指し、腕時計のねじ巻きのようなものもついており、内側には「swiss」の文字がはっきりと刻まれている。

 

専門家は、「もしこれが副葬品の腕時計であれば、地元では実物を小さく作る風習もないし、世界初の腕時計が登場してからわずか100年ほどで、石棺の年代とかなり離れている。しかしもし副葬品でなければ、なぜ石棺のすぐそばに埋まっていたのかも分からない。このなぞの解きは、石棺が開かれるまで待たなければならない」と話す。

「チャイナネット」2008年12月15日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 揚州で唐代の城壁の遺跡を発見

· 福建省、3000年前の墳墓が発掘

· 三亜で大規模な明・清時代の建築群を発見

· 江西省 民家で清代の彩色画200点以上を発見

· 最古のカメ類化石が発見 進化の謎を解く大きな手がかり