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五輪開会式で「声で出演した」女の子、2008年の最も美しい声に
発信時間: 2008-12-19 | チャイナネット

林妙可さんと楊沛宜さん

 

北京オリンピックの開会式で披露された、女の子の歌声の「歌唱祖国」は、世界中の人を感動させた。しかしその歌は出演した林妙可さんが歌っていたのではなく、楊沛宜さんという別の女の子の声だった。その楊沛宜さんが、『新週刊』2008年新鋭の「最も美しい声」に選ばれた。受賞式で楊沛宜さんは再び「歌唱祖国」を歌い、その無邪気なかわいらしさや美しい声で観客たちを魅了した。

 

 

受賞式における楊沛宜さん

 

楊沛宜さんは北京大学付属小学校の1年生で今年7歳。受賞後に楊沛宜さんのお父さんはインタービューに応じ、「歌唱祖国」を歌っていたのが林妙可さんでないことが分かったあと、多くの人が楊沛宜さんのために憤ったことについて、「娘が選ばれた時、オリンピックの開会式で声を披露できることは、とてもいいことだと思った。顔を出さないことが分かった時、娘は少し残念だと思ったようだが、すぐに忘れて、声だけでも十分だと感じるようになった」と答えた。

開会式のあとインターネットでは、楊沛宜さんを同情する書き込みが多く見られた。しかし両親は彼女にそのことを伝えなかった。「幼い時期に色々考えるべきではない。娘が言ったように、オリンピックで声を披露することが出来るだけで満足だ」

 

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