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08年 中国科学の十大発見(上編)
発信時間: 2008-12-30 | チャイナネット

 

  

 

 

降雨と歴代王朝興亡との関係

蘭州大学資源環境学院の張平中教授は鍾乳洞の石筍から、モンスーンの衰退が意外にも王朝の興亡と明らかな対応関係にあることを発見した。この研究成果は国際的に権威ある米国の雑誌「サイエンス」11月7日号に掲載。

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◆敦煌莫高窟のナイロン製防砂網

 

屈建軍研究員チームは、甘粛省敦煌の莫高窟にある希少な歴史文化財が風砂で受ける被害を防止するため、同窟の頂崖に長さ5キロほどのナイロン製防風柵を設置した。これにより莫高窟の砂量は6割減少した。この成果は11月発行の雑誌「サイエンス」に掲載。

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◆光緒皇帝の死因は三酸化ヒ素

30年前、歴史学界や多くの人が光緒皇帝は毒物で死去した、と信じていた。最近になって、王珂研究員チームが中性子活性化分析など一連の現代的な技術手段を活用して分析、研究を進めた結果、光緒皇帝の死因の真相がようやく解明された。 

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◆衣服で発電

王中林主任をリーダーとする研究グループは、電機エネルギーを生じる新しいタイプのナノ繊維を開発した。同繊維は「ナノモーター」と呼ばれる。この研究成果は08年2月14日発行の雑誌「ネイチャー」に掲載。 

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◆窃盗されないメール

中国科学技術大学の潘建偉教授率いる研究チームは量子通信の「路上」に「駅」を構築することで、情報の遠距離伝送であっても、盗窃されることのないシステムの開発に成功した。この研究成果は8月28日発行の「ネイチャー」に掲載。

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