メーンプレスセンター（MPC）では、5600人の記者がオリンピックの報道に当たる。センターの精緻に装飾された凧や屏風の文字や絵画の中に中国的な要素を感じとり、「風、雅、頌」をテーマにしたデザインに中国の伝統文化を体験することだろう。

プレスセンターの設計は、「詩経」の「風、雅、頌」の理念を取り入れている。「風」はもともと各地の音楽を指しているが、ここでは北京の民俗や風貌を代表しており、飾られた昔の北京の写真は、「風」の現われである。「雅」はもともと正統な中国の古典音楽を指すが、ここではスタイルの融合、特に近代のスポーツと中国の伝統的なスポーツの融合を意味している。「頌」も具体的に表現されており、書道作品は中国文化の魅力を示している。

「チャイナネット」2008年8月1日