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記者会見には、巨人グループの尹雄・董事長(左)のほか、この速習法のイメージキャラクターに選ばれたコメディー「家有児女」に出演する張一山(右)と尤浩然(中)も姿を見せた。 |
中国巨人教育グループはこのほど、5日でペン字をマスターできる漢字速習法を北京で打ち出した。8種類の基本的な字画と筆運びを覚え、5日間学習するだけで、美しい中国漢字を書くことができるようになる。巨人教育グループの尹雄・董事長によると、この漢字速習法によって中国人の漢字練習の困難が克服されたほか、外国人が漢字をおぼえるための規範も確立された。同プロジェクトの開発と普及にはこれまでに1000万元が投じられたという。
この漢字速習法を発明したのは、青年ペン字書家の商順文氏(中国ペン字協会理事)。20年の専門的な研究を経て、人体学や幾何学、美学を土台として、漢字のわかりやすい練習法を開発し、技能が難しいことや時間がかかること、効果が現れにくいことなど、従来の漢字練習法の欠点を克服した。商氏は01年以来、国内外の書道芸術賞を5つ獲得し、日本・韓国・マレーシア・シンガポールなどを講演会や学術交流のために7回にわたって訪れている。
商氏によると、世界に通用している英語のテキストと同様、商氏の開発した漢字速習法にもはっきりとしたルールがある。中国の漢字は、「左はらい」と「右はらい」を除くと、全て直線の字画で成り立っている。商氏の作った暗記用の調子文句をこれに合わせれば、漢字はもっと覚えやすくなる。漢字学習を希望する世界各国の人々は、巨人グループの加盟校でトレーニングやDVDを使った学習をし、調子文句の助けも借りれば、8種類の字画をすぐに覚え、規則にのっとった組み合わせをできるようになる。外国人が字を覚える難しさもこれで半減するという。
「人民網日本語版」2009年1月20日