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250年以上前の古跡彫塑の米国への輸入を制限
発信時間: 2009-01-20 | チャイナネット

 国家文物局は17日、今月15日(米国東部時間14日)に米国で周文重・駐米中国大使とアメリ・米国務次官補が「旧石器時代から唐末までの考古物および少なくとも250年以上前の古跡彫塑と壁面芸術に対する輸入制限の実施に関する中華人民共和国政府とアメリカ合衆国政府の覚書」に署名したことを明らかにした。

 今回の合意に基づき、米政府は次の考古物の米国への輸入を制限する。中国原産と中国を代表する文化遺産、旧石器時代から唐末(西暦907年)までの考古物および少なくとも250年以上前の古跡彫塑と壁面芸術。米国政府発表のリストに掲載された各類の金属物・陶磁器・石材・紡績品・その他有機物質・ガラス・絵画を含む。ただし中国政府が許可書、あるいは輸出が中国の法規に違反しないことを証明するその他の書類を発行したものを除く。覚書に言う規制対象の旧石器時代の物品とは、およそ紀元前7500年以前のものを指す。

 覚書の有効期間は5年。双方の同意を経て、改正または更新することができる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年1月19日

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